FANTASIANA

FANTASIANAスタートの話です。
出会いからデジタル・コレクターに!

★デジタル・コレクターへの道
この話には、絶対に欠かすことの出来ない、二人のキーマンとも言える人物がいます。
この二人との出会いが無ければ「ファンタジアナ」の構想は、存在していなかったと言えます。

一人は、私の高校時代からの友人である伊住政和氏です。
もう一人は、コレクターの満月翔氏です。

伊住氏は、15 代裏千家家元の次男であり、茶道界の発展に尽くしてきた人物です。
高校卒業後、10年ぶりに彼と再会し、話は近況から始まりました。
仕事、趣味の話までと広がりました。
本来、全く住む世界の違う彼と私の接点など、皆無と思っていました。
ところが、意外なことから共通点があることが分かりました。
それは、ディズニーランドです。
彼は、自分の住む茶の世界とディズニーランドに「究極のもてなしの心」と言う相通じるものを見いだし強く興味を持っていたのです。
そして、その流れから彼は、オリエンタルランド(ディズニーリゾートの運営会社)において「ディズニーと茶室」と言うテーマで講演をすることになったのです。
講演は、予想を遙かに超え好評でした。
すべての始まりは、その講演が終わった夜の談話からでした。

彼の宿泊ホテルの一室で、私たちの話は止めどなく進みました。
ディズニーへの思い、ディズニー・ワールドの話。
そして、キャラクターの話へと。
彼は、言いました。「人は幾つになっても、キャラクターに各々の憧れを抱き続けるのだと。」

そして、話は
「自分が欲しくなる、大人向けキャラクターグッズがほしい」
「キャラクターグッズの総合資料がほしい」、から始まり、「キャラクターグッズには、人それぞれ、思いがあるから購入する。」
しかし購入後の多くのグッズは、目の届かない場所に保管されてしまいます。
見たい時にいつでも見ることを可能にするには、飾る以外にありませんでした。
しかし、そのような場所を持つことは難しい」。

そこで、浮かび上がったのが、コレクションをデジタルデータ化出来ないか?と言うアイデアでした。
デジタルコレクションは、置き場所に困りません。
IT の技術を使えば何処からでも見ることができます。
デジタルコレクションは、単にデジタル化されたコレクションではありません。
多くの人が思いを共有できる素晴らしいアイテムであることが確信できたのです。
そこで、生まれたのがキャラクター・デジタル・ミュージアム「ファンタジアナ」の発想でした。
でも、大きな問題を抱えました。
「コミュニティーを創世するには、それなりの量のコレクションがスタートからほしい。
デジタル化する元がなければデジタル化できないし、
デジタルコレクションもできない。当然のこと」。

そこで、登場したのが、二人目のキーマン満月翔氏です。
彼は、本物のコレクターです。
そのコレクション量だけではなく、キャラクターに対する思い、コレクターとしての心の置き方。
どれをとっても、一流でした。
ミッキーの達人と、400年の歴史を受け継いだ目利きとの融合です。
この出会いは、偶然ではなく、必然だったのかもしれません。
もちろん、満月氏には、大人向け商品についても賛同を得ることができました。
問題は解消されました。
デジタル化の元を発見したのです。
満月氏のコレクションをデジタル化する。
これが、本プロジェクトのスタートになりました。

いままでにデジタル化したコレクション。

まとめた、デジタルミュージアム。

ゆっくり見て下さい。